返戻率(戻り率)で5年確定年金と10年確定年金を比較

 個人年金保険には、確定年金、有期年金、終身年金の代表的なタイプがあります。この中で最も加入する人が多いのが、確定年金と言われる定額型でリスクの少ない年金保険です。

確定年金には、年金の受取期間が5年のタイプと、10年のタイプが一般的に提供されています。個人年金保険の中でも人気の高い、5年タイプと10年タイプを、返戻率(戻り率)で比較し、どちらが得なのかを探ってみたいと思います。

※ 返戻率は、払い込んだ保険料に対する戻ってくるお金の割合です。

どちらのタイプの年金保険の場合でも、払い込まれた保険料は相場で運用されることになります。5年タイプの確定年金では、年金受取開始後の5年間も投資信託や国債などで運用され利益が上乗せされます。同様に10年タイプでは、10年間運用されることになります。

一般的に運用期間が長ければ、それだけ利益も乗りやすく、上乗せされた利益の分だけ受取年金額は増えることになります。これに比例して返戻率(戻り率)も大きくなります。

ただ、年金の受け取り方によって通常より返戻率などが下がる場合があります。年金の形式で受け取らずに、一時金として一括で受け取る場合は、運用期間が無くなってしまう関係で受取総額及び返戻率は低くなります。

5年確定年金と10年確定年金を実例で比較

ある保険会社の5年確定年金と10年確定年金を比較してみたいと思います。加入者の年齢や保険料払込済み年齢などの条件が同じ場合、年金受取総額や返戻率(戻り率)はどのように違うのでしょうか。

比較するための条件

  • 契約者:男性30歳
  • 月払い保険料:30,000円
  • 累計払込保険料:9,000,000円
  • 払込済年齢:55歳
  • 年金受取開始年齢:60歳

「5年確定年金と10年確定年金の受取総額と戻り率を比較」
年金の種類 年金受取総額 戻り率
5年確定年金 9,733,800円 108.1%
10年確定年金 10,013,100円 111.2%

なお、繰り下げ受給をすると、年金受取総額や返戻率は高くなります。これは、公的年金の国民年金でも、年金の受け取り方で繰り下げ受給を選ぶと、年金額が多くなるのと同じ原理です。

5年確定年金で、年金受取年齢を5年繰り下げると(65歳から受取開始)、受取総額は10,237,035円で返戻率は113.7%になり、10年繰り下げる(70歳から受取開始)にすると、受取総額は10,761,690円で返戻率は119.5%になります。

10年確定年金の場合は、年金受取年齢を5年繰り下げると(65歳から受取開始)、受取総額は10,530,780円で返戻率は117.0%になり、10年繰り下げる(70歳から受取開始)にすると、受取総額は11,070,480円で返戻率は123.0%になります。

※ 記事中の返戻率等は執筆時点のものです。


返戻率については、上記のように「10年型確定年金」の方が高くなります。なお、年間で受取る年金額は、当然ですが「5年型」のほうが、受取期間が短いので多くなります。

個人年金の使い方として上記の例の場合で言えば、65歳から公的年金が支給されるまでのつなぎとして利用するようなケースなら、5年型確定年金でもいいと思います。また、5年間は個人年金で過ごし、残りの5年間は個人年金+公的年金という形がいいと思う方は、10年型が良いのではないでしょうか。

個人年金も公的年金も繰り下げして、受け取る年金額を多くするという考え方もあります。どの受け取り方にするかは、個人個人の生活スタイルや健康状態などにもよりますから、ご自身に最もあうタイプの年金保険を選んで頂きたいと思います。

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