保険料の月払いと一時払いの戻り率はどちらが得か

 個人年金保険の保険料支払い方法には、月払い・半年払い・年払いなどがあり、このなかで最もオーソドックスなのが月払いです。月払いは利用されている方が多い支払い方法で、クレジットカードなどでも支払うことができます。

また、変額個人年金保険外貨建て個人年金保険で一般的な支払い方法の、「一時払い」と言うのもあります。一時払いは、加入するときに一括して保険料を支払ってしまうため、一時的に大きなお金が必要ですが、「戻り率」が良いというメリットもあります。

※ 戻り率(返戻率)は、支払ったお金に対する戻ってくるお金の割合で、この数字が大きいほど多く戻ってくることになります。個人年金保険に入る場合は、選択肢としての一つの指標になるものです。

ここでは、「月払い」と「一時払い」の戻り率を、実際の保険会社の例を通して比較してみたいと思います。

月払いと一時払いの戻り率を比較

ある保険会社の実際の保険プランを基に、戻り率を比べてみたいと思います。なお、個人年金保険は、年末調整や確定申告時に個人年金保険料控除を受けることができ、所得税控除を受ける場合は、「個人年金保険料税制適格特約」を付けておいてください。

月払いプランの場合

保険契約:月払いの場合

  • 年金の種類: 10年確定年金
  • 保険料払込済年齢: 65歳
  • 年金支給開始年齢: 65歳
  • 基本年金額: 60万円(年間)
  • 受取年金額: 600万円(10年)
  • 支払い方法: 口座振替

上記条件で保険に加入する場合の、毎月の保険料額や戻り率を、性別・年齢別に表にしてみたいと思います。

「性別・年齢別の月払い保険料と戻り率」
性別 契約年齢 保険料 払込保険料総額 受取年金額 差額 戻り率
男性 30歳 12,286 5,160,120 6,000,000 839,880 116.2%
40歳 17,979 5,393,700 606,300 111.2%
50歳 30,523 5,494,140 505,860 109.2%
55歳 46,730 5,607,600 392,400 106.9%
女性 30歳 12,243 5,142,060 6,000,000 857,940 116.6%
40歳 17,936 5,380,800 619,200 111.5%
50歳 30,485 5,487,300 512,700 109.3%
55歳 46,698 5,603,760 396,240 107.0%

同じ年金受取額でも、男性・女性ともに年齢が若いほど毎月の保険料負担は小さくなります。また、戻り率(返戻率)も若い世代の方が大きくなります。男性よりも女性の方が、保険料は安くなり戻り率は高くなる傾向があります。

一時払いプランの場合

保険契約:一時払いの場合

  • 年金の種類: 5年確定年金
  • 保険料払込済年齢: 加入時
  • 一時払い保険料: 300万円
  • 年金支給開始年齢: 65歳

上記条件で保険に加入する場合の、毎年受け取る年金額や戻り率を、性別・年齢別に表にしてみたいと思います。

「性別・年齢別の基本年金額(毎年受け取る年金額)と戻り率」
性別 契約年齢 一時払保険料 年金額 受取年金総額 年金受取開始時
年金原資
戻り率
男性 30歳 3,000,000 771,844 3,859,220 3,821,010 127.3%
40歳 713,426 3,567,130 3,531,810 117.7%
50歳 659,219 3,296,095 3,263,460 108.7%
55歳 633,718 3,168,590 3,137,220 104.5%
女性 30歳 3,000,000 772,656 3,863,280 3,825,030 127.5%
40歳 714,104 3,570,520 3,535,170 117.8%
50歳 659,789 3,298,945 3,266,280 108.8%
55歳 634,197 3,170,985 3,139,590 104.6%

一時払いの場合も、年齢が若いほど「戻り率」はよくなります。30歳女性の場合は、127.5%もの高い戻り率になっています。

なお、急にお金が必要になって保険を解約した場合、この保険契約の例では、5年を過ぎると解約した場合に戻ってくる「解約返戻金」は支払った保険料を割り込むことはありません。


まとめ

保険料の支払い方法の、月払いと一時払いの戻り率を中心に比較してみましたが、加入する時点での年齢にもよりますが、総じて「一時払い」の方が戻り率は良くなる傾向にあるようです。

一時払いは、一括で保険料を支払わなければいけないので、資金的に余裕のある世代向きの支払い方法と言われています。ですが、戻り率を見ている限りでは、若い世代にもメリットの多い支払い方法だと思います。


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